【Audacity】メトロノーム音を追加する方法

フリー音楽編集ソフト「Audacity」で、メトロノームっぽい音を出す(鳴らす)方法について紹介します。

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メトロノーム音のサンプル

Audacityで追加する事が出来るメトロノーム音は、以下の3種類です。

▲「ping」音 ▲「noise」音 ▲「tick」音

メトロノーム音を追加する方法

メニューの「ジェネレーター」→「Click track」を選択します。

すると以下の様なダイアログが表示されます。

screenshot_842

  • Action choice:
    screenshot_843

  • Tempo[beats per minite]:
    • テンポ(BPM)の設定
  • Beats per measure [bar]:
    • 拍子の設定
  • Number of measures [bars]:
    • 小節数の設定
  • Optional click track duration [minutes seconds]:
    • ↑の「小節数」の代わりに「分」と「秒」でも指定できる
    • 例えば「1分10秒」としたい場合は「1 10」という風に入力する(間に半角スペース)
  • Individual click duration [milliseconds]:
    • 波形の長さ
  • Start time offset [seconds]:
    • メトロノームを開始するまでの空白時間
  • Click sound:
    • ↑で紹介した「ping」「noise」「tick」の3種類
  • Noise click resonance – discernable pitch [q]:
  • MIDI pitch of strong click:
    • 1小節毎に鳴る音の「ピッチ(音の高さ)」を設定できる
    • 各番号に対応する音名はこのページ(MIDIノート番号と音名、周波数の対応表)などが参考になる(例えば「12」「24」「36」などは「C」なので「ド」という事が分かる)
  • MIDI pitch of weak click:
    • 1拍子毎に鳴る音の「ピッチ(音の高さ)」を設定できる
    • 各番号に対応する音名はこのページ(MIDIノート番号と音名、周波数の対応表)などが参考になる(例えば「12」「24」「36」などは「C」なので「ド」という事が分かる)

設定が終わったら「OK」をクリックすると、タイムラインにオーディオトラックとしてメトロノーム音が追加されます。
screenshot_8461

補足

  • オーディオトラックとして追加されるので、後から長さを追加したりは出来ない。(例えば「60秒」で追加したけどやっぱり「120秒」にしたい!という場合は、新たに「ジェネレーター」→「Click track」から追加するしかない)

このページの情報は以上です。

関連ページ【Audacity】音声の一部にピー音を入れる方法【合成】

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