【Audacity】ボーカルの音を抽出(削除)する方法

フリーの音楽編集ソフト「Audacity」を使用して、音楽ファイルの「ボーカル音声」を抽出(削除)する方法について紹介します。

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注意

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  • Audacityには”ボーカル抽出”なる機能はない
    • だからそれっぽい機能で代用するしかない
    • この記事の方法でボーカル抽出できるのは「ステレオ音源」だけ(モノラルはムリ)
    • この記事の方法では「中央で鳴ってるボーカル」しか抽出出来ない(例えば左からのみ聴こえるボーカルとかは抽出できない)
    • あと、ギターソロ部分などは予め切り取っておかないと消えちゃう

そもそも「ボーカル音声」と「伴奏」を完全にキレイに分離するのは不可能なので、「完全にキレイなオフボーカル音源が欲しい!」という人は、オフボーカル版の楽曲買った方が良いです。

ボーカル抽出サンプル

以下サンプルです。

▲サンプル(Bad apple) ▲ボーカル抽出後

こんな感じで、曲やシーンによっては上手く抽出出来ません。

ボーカルの音を抽出(削除)する方法

以下、手順です。

  1. Audacityに「ステレオ」音源を読み込む(ドラッグ&ドロップで読み込める)
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  2. 「ステレオトラックを分離」する
    screenshot_8591
  3. 片方のトラックを選択して「エフェクト」→「上下の反転」を適用する
    screenshot_86011
  4. 両方のトラックを「モノラル」に変更する
    screenshot_8611

これで普通に再生すると、ボーカルが抽出された状態で再生されるはずです。

あとは、「ファイル」→「オーディオの書き出し」から、好きな音声形式(mp3等)で保存すれば完了です。
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ギターソロパート等の対応

ギターソロパートなど、楽器単体パートが有る場合は、その部分だけを予め切り取っておかないと、その音声まで消えてしまいます。

なので、以下のようにソロパートな部分を、「選択」→「Ctrl+Alt+Xキーで切り取り(トリミング)」→「Ctrl+Vキーで新しいトラックとして作成」という風に切り取っておきます。

screenshot_8621

この状態で、残った部分に対して先ほど紹介した「ボーカルの音を抽出(削除)する方法」を適用して、その後に切り取った部分を元の位置に戻すと良いでしょう。

このページの情報は以上です。

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