【Audacity】音楽ファイルの再生速度を変更する方法【テンポ】

フリーの音楽編集ソフト「Audacity」を使用して、音楽ファイルの再生速度を変更する方法について紹介します。

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方法①:「テンポの変更」エフェクトを使用する方法

「テンポの変更」エフェクトとは?

「テンポの変更エフェクト」とは、その名の通り、音声の”テンポ”(速度)を変更できるエフェクトのことを言います。

サンプルを3つ用意しました。↓

▲サンプル音声(CeVIO さとうささら ▲サンプル音声を2倍速 ▲サンプル音声を0.5倍速

こんな感じで「テンポ変更」エフェクトを使用すれば、音声の高さなどを変更せずに”速度”だけを変更できます。(後述する「スピードの変更」エフェクトでは音声の高さまで変化してしまう)

「早送りしつつも、音声の内容を正確に訊きたい!」という場合は、「テンポの変更」エフェクトを使った方が良いです。

「テンポの変更」エフェクトの適用方法

以下、手順です。

  1. 再生速度を変更したい音楽・音声ファイルを読み込む(ドラッグ&ドロップすれば良い)
    screenshot_8121
  2. 読み込んだ音楽・音声ファイル(クリップ)を選択する(ダブルクリックする事で選択できる)
    screenshot_8111
  3. メニューの「エフェクト」→「テンポの変更」を選択する
    screenshot_8191
  4. 「テンポの変更」ダイアログが表示されるので好きな値に変更してから「OK」をクリックする
    screenshot_8201

    1. 例えば、「変更率」を「50」にすれば1.5倍速になる
    2. 例えば、「変更率」を「-100」にすれば0.25倍速になる
      ※「変更率」を「-99」にするとバグでフリーズするらしい??(私の環境だけかも)
    3. 「1分あたりの泊数(BPM)」と「長さ:」は、「変更率」を変更すれば連動して変更される
      ※左側 が元音の値、右側が変更する値
      screenshot_8202
  5. 「ファイル」→「オーディオの書き出し」から、好きな音楽形式で出力する
    screenshot_8171
  6. 完成
    screenshot_821

以上です。

方法②:「スピードの変更」エフェクトを使用する方法

「スピードの変更」エフェクトとは?

「スピードの変更」とは、その名の通り、音声の”スピード”(速度)を変更できるエフェクトのことを言います。

サンプルを3つ用意しました。↓

▲サンプル音声(CeVIO さとうささら ▲サンプル音声を1.75倍速 ▲サンプル音声を0.5倍速

こんな感じで「スピードの変更」エフェクトを使用すれば、

  • 再生速度を上げれば、音が高くなる
  • 再生速度を下げれば、音が低くなる

という感じで、速度変化+速度変化に応じて音声の高さを変更する事が出来ます。

「スピードの変更」エフェクトの適用方法

以下、手順です。

  1. 再生速度を変更したい音楽・音声ファイルを読み込む(ドラッグ&ドロップすれば良い)
    screenshot_8121
  2. 読み込んだ音楽・音声ファイル(クリップ)を選択する(ダブルクリックする事で選択できる)
    screenshot_8111
  3. メニューの「エフェクト」→「スピードの変更」を選択する
    screenshot_8191
  4. 「スピードの変更」ダイアログが表示されるので好きな値に変更してから「OK」をクリックする
    screenshot_8221

    • 例えば、「速度倍増」を「0.5」にすれば0.5倍速になる
    • 例えば、「速度倍増」を「2」にすれば2倍速になる
  5. 「ファイル」→「オーディオの書き出し」から、好きな音楽形式で出力する
    screenshot_8171
  6. 完成
    screenshot_821

以上です。

おまけ)「Paulstretch」エフェクトを使用する方法

「Paulstretch」というエフェクトを使用しても、音声を引き伸ばす事が出来ます。

「テンポの変更」エフェクトで引き延ばすよりキレイに引き伸ばせます。

以下サンプル音声です。

▲サンプル音声(CeVIO さとうささら ▲サンプル音声を0.5倍速

この記事の情報は以上です。

関連ページ:【Audacity】音楽ファイルのピッチ変更する方法

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