このサイトは、フリー音楽編集ソフトである「Audacity」の使い方について、初心者の方にも分かりやすく解説するサイトです。
※このサイトで取り扱っているAudacityのバージョン「2.1.0」です。(バージョン1系とは若干UIなどが違いますが大半の操作等はほとんど同じです)
スポンサードリンクAudacityとは?
Audacityは、フリーでオープンソースな高性能な「音楽編集」兼「音声録音」ソフトです。
特徴としては、
- マルチトラックに対応(’複数の音楽ファイルを同時に編集できる)
- 「VST」「LADSPA」「LV2」「Nyquist」「VAMP」などの外部プラグインに対応(自分の好きなエフェクト効果を追加可能)
- マルチプラットフォーム対応(Windows、Linux、Mac)
- 全て日本語(元々海外で開発された「英語」のソフト)
という感じです。
「フリーの音楽編集ソフトと言えばAudacity!」と言うくらい、フリー音楽編集ソフトとしてはかなり有名なソフトです。
何が出来る?
Audacityでは、一般的な音楽編集ソフトで行う事が出来る編集作業をほとんど行う事が可能です。
具体的には以下の様なことが出来ます。
- 録音
- マイクを通して声の録音
- パソコン上の音を録音
- 音楽ファイルの編集
- 不要部分のカット・無音化・結合
- 複数音音声の合成
- 音楽ファイルの加工
- エコー
- リバーブ
- コンプレッサー
- イコライザ
- …etc
とこんな感じの事が出来ます。
一番使用用途として多いのは、
- 自分の声(歌のカラオケとか)を録音したい!
- パソコン上の音を録音したい!
- パソコン上の音と、自分の声を一緒に録音したい!
- 2つの音声ファイルを合成したい!
- 音声ファイルの一部にエコーをかけたい!
などです。
Audacityで扱える音楽ファイル形式
対応している音楽ファイル形式は以下のような種類です。
- mp3
- wav
- m4a
- aiff
- wma
- ogg
- flac
- mp2(使う価値なし)
- ac3(使う価値なし)
有名な音楽形式はほとんど取り扱えます。
「ALAC」とか「ATRAC」とか「AU」とか「TAK」とかマイナーなファイル形式は読み込む事が出来ません。(こういう音楽ファイルを編集したい場合は、それぞれ専用のエンコーダーにてMP3などに変換してから読み込むしかないです)
※音声ファイルの詳しい種類については以下のサイト等を参考にしてください。
→音声コーデック(MP3・AAC・WMA・WAV・Vorbis・FLAC等)の種類と違い【フォーマット】
Audacityを最低限使いこなすようになれる記事一覧
Audacityを最低限使いこなせるようになる為に、必要な記事を以下にまとめました。
- Audacity自体のダウンロード・インストール方法についてと、簡単な初期設定の解説記事です。
- Audacityの簡単な使い方と、各種メニューの解説記事です。
- 実際に「パソコン上の音声」「マイクからの声」を録音する使い方についてです。
4.音楽ファイルの不要な部分をカット・結合する方法【初心者講座④】
- 音楽ファイルの不要な部分をカットしたり、カットしたものを結合したりする使い方についてです。
- 読み込んだ音楽ファイルの音量を調節(上げたり下げたり)する方法についての解説です。
- 「エコー」エフェクトを使用して、音声にエコーをかける方法についての解説です。
- 「リバーブ」エフェクトを使用して、音声にリバーブを掛ける方法についての解説です。
8.音楽ファイルを書き出す方法【mp3・flac・ogg・wav・aiff】
- 編集し終わったトラックを音楽ファイル(mp3・flac・ogg・wav・aiff等)で書き出す方法についての解説です
これらの記事を全て読めば、Audacityの基本的な使い方を大方理解出来るかと思います。