【Audacity】音声ファイル(音楽ファイル)を圧縮する方法【変換】

フリーの音楽編集ソフト「Audacity」を使用して、音声ファイル(音楽ファイル)を圧縮する方法について紹介します。

例えば、

  • wavのファイルサイズが大きいから小さくしたい!
  • flacは○○ウォークマンだと読み込めないからmp3にしたい!
  • aiffは扱いにくいからm4aにしたい!
  • ・・etc

みたいな目的を持った人に有効な記事です。

目次

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Audacityで扱えるファイル形式

Audacityで「読み込み」「保存」できるファイル形式は以下です。

  • mp3
  • wav
  • m4a
  • aiff
  • wma
  • ogg
  • flac
  • mp2
  • ac3

これ以外のものは扱えません。(例えば「ALAC」とか「WMA(lossless)」とかは扱えない)

圧縮(変換)する方法

以下、手順です。

  1. Audacityのタイムラインに圧縮したいファイルを読み込む
    screenshot_8581
  2. 「ファイル」→「オーディオの書き出し」を選択するscreenshot_8641
  3. 好きなファイル形式を選んで「保存」をクリックする

    screenshot_8651

    1. 簡単に用途別に説明すると、
      screenshot_867

      • AIFF:Windowsで言うところの「WAV」(非圧縮)
      • WAV:非圧縮。劣化させたくないならコレ
      • GSM:携帯用(通話してる時なような音質)
      • MP3:超万能(互換性重視)
      • Ogg Vorbis:MP3以上に音質の良いコーデック
      • FLAC:可逆圧縮の定番。WAVとかAIFFと同じ音質でファイルサイズを小さくできる
      • MP2:DVDとかに使われてる音声コーデック(普通は使う必要ない)
      • M4A:MP3以上に音質の良いコーデック(128kbps以下で特に音質が良くなる)
      • AC3:DVD、ブルーレイとかで使われてる音声コーデック(単体で使われる事はほぼない)
      • AMR:携帯用
      • WMA:Microsoft製の非可逆コーデック(MP3みたいなもん)
        ※詳しくは以下サイト参照です。
        参考音声コーデックの種類と違い(MP3・AAC・WMA・WAV・Vorbis・AC3・FLAC等)【フォーマット】
    2. 例えば「MP3ファイル」を選んだ状態で「オプション」をクリックすると、MP3の圧縮についての設定が行える
      screenshot_866
    3. 用途別に簡単に説明すると、
      • プリセット:何も考えたく無い人はコレ
      • 可変:一番ファイルサイズを小さく、音質をよく出来る(VBR)
      • 平均:可変みたいなもん
      • 一定:ファイルサイズはデカくなるけど、編集しやすい
        ※詳しい違いについては以下サイト参照です
        参考CBR(固定)とVBR(可変)とABR(平均)の違い【ビットレート】
      • 品質」については「128kbps」にしとけば高音質になります
      • 可変スピード」については「高速」にしとけばOKです
      • チャンネルモード」は「ジョイントステレオ」でOKです
  4. 全部終わると指定した場所に、指定したファイル形式のファイルが保存されます
    screenshot_821

このページの情報は以上です。

関連ページ【Audacity】音楽ファイルを書き出す方法【mp3・flac・ogg・wav・aiff】

関連ページ【Audacity】M4A(AAC)・WMAで音楽ファイルを書き出す方法【FFmpeg】

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