音楽編集の「エコー」と「リバーブ」と「ディレイ」の違いについて簡単に紹介します。
目次
それぞれの音を聴いて比較する
まず最初にそれぞれの音を聴き比べてもらうのが一番早いと思うので、以下のサンプル音源を聴いてみてください。
サンプル音源
エコー
リバーブ
ディレイ
これらは違いが分かりやすいように、それぞれ効果を強めにしていますが、大体こんな感じです。違いが分かりますでしょうか?
それぞれの違い
それぞれの違いについて簡単に紹介します。
エコーとディレイ
「エコー」と「ディレイ」は同系列のエフェクトです。
どちらも、音声を減衰(音量を下げる)させたものを、一定間隔で残響させるエフェクトです。
良くある、
「やっほーー」
「やっほーー」
「やっほーー」
「やっほーー」
みたいな奴です。この「やっほー」の残響させる間隔を短くしたのが「エコー」です。
また、残響させる間隔を長くしたものが「ディレイ」となります。
「ディレイ」は、ボーカル音声には使用されずに、エレキギターなどの楽器系のエフェクトとして使用される事が多いです。
「エコー」は、主にボーカル音声などにも使用されます。(楽器でもたまに使います)
リバーブ
「リバーブ」は、「ある空間内で残響している感じの音」にするエフェクトです。
「空間の大きさ」の設定を大きくすれば、大きなコンサートホールで喋っているような感じにも出来ますし、小さくすれば小さなカラオケボックスで喋っているような感じにも出来ます。
広くした例
狭くした例