【Audacity】プロジェクトの保存方法【.aup】

フリー音楽編集ソフト「Audacity」にて、作業状態をプロジェクトファイル(.aup)として保存する方法について紹介します。

目次

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プロジェクトの保存方法

主に2通りの保存方法があります。

①プロジェクトファイルを保存

「ファイル」→「プロジェクトファイルを保存」からプロジェクトファイル(.aup)として保存する方法です。

capture_01

この方法では、読み込んでいる音声などを非圧縮無劣化)で保存する事が出来ます。

既に保存している場合は、「ファイル」→「プロジェクトファイルを別名で保存」からプロジェクトファイル(.aup)として保存出来ます。

②プロジェクトの圧縮されたコピーを保存

「ファイル」→「プロジェクトの圧縮されたコピーを保存」からプロジェクトファイル(.aup)として保存する方法です。

screenshot_877111

この方法では、読み込んでいる音声などを非可逆圧縮ロス圧縮)してから保存します。

なので、この方法でプロジェクトを保存した場合、音質が劣化します。

保存後のファイル構造

①「プロジェクトファイルを保存」で保存した場合

先ほどの①の方法で、例えば「test.aup」という名前で「c:」に保存した場合、

  • フォルダ構造
      • test.aup
      • test
        • e00
          • d00
            • e00000ca.au
            • e00000f6.au
            • e0000a0d.au
            • e0000a19.au
            • ↓続く↓

こんな感じで「c:」に、「test.aup」というファイルと「test」というフォルダが作成されます。

「test.aup」をAudacityに関連付けしておけば、ダブルクリックすればAudacityで開けます。

※「test」フォルダは「test.aup」ファイルと同じパスに配置しておかないと読み込めなくなります(移動する際は一緒に移動しましょう)

①「プロジェクトの圧縮されたコピーを保存」で保存した場合

先ほどの①の方法で、例えば「test.aup」という名前で「c:」に保存した場合、

  • フォルダ構造
      • test.aup
      • test
        • test.ogg
        • test1.ogg
        • test2.ogg
        • ↓続く↓
        • e00
          • d00
            • e00000ca.au
            • e00000f6.au
            • e0000a0d.au
            • e0000a19.au
            • ↓続く↓

こんな感じで「c:」に、「test.aup」というファイルと「test」というフォルダが作成されます。

また「test」というフォルダの中には、プロジェクト内で使用した音声ファイルを、

Vorbisコーデックで非可逆圧縮した「.ogg」というファイルが並びます。

※「test」フォルダは「test.aup」ファイルと同じパスに配置しておかないと読み込めなくなります(移動する際は一緒に移動しましょう)

aupという拡張子について(AviUtlとの関係性)

動画編集ソフトのAviUtlのプロジェクト拡張子も「.aup」ですが、Audacityの「.aup」とは互換性は有りません。

2つのソフトを使用している場合は、「ファイルの関連付けでどちらを開くようにするか」でどちらから開くようにするか決めておいた方が良いでしょう。
screenshot_8761

このページの情報は以上です。

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