【Audacity】リバーブを掛ける方法

Audacityを使って、音声にリバーブを掛ける方法について紹介します。

目次

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リバーブとは?

リバーブは、空間で残響する音(お風呂とか)ちっくに加工出来るエフェクトです。

「リバーブ=反響」です。

以下サンプル音源です。

原音(CeVio Creative Sudio Free ささらさん) リバーブを掛けた原音

リバーブを掛ける方法

音声ファイルを読み込んでリバーブを掛ける手順です。

  1. Audacityのタイムライン上に音声ファイルをドラッグ&ドロップする
    screenshot_31
  2. リバーブを掛けたい部分をドラッグで「選択範囲」を指定する
    screenshot_32
    ※リバーブは反響するようなエフェクトなので、選択範囲はかなり長めに良いです。(どれくらい残響するかの設定は変更することは可能です)
  3. メニューの「エフェクト」→「リバーブ」を選択する
    screenshot_33
  4. 各設定を自分好みに変更して、「OK」をクリックする
    screenshot_35
  5. これでリバーブが適用される
    screenshot_34

設定項目

以下、リバーブエフェクトの設定項目の簡単な解説です。

※ここで書いてる「反響する」というのは、「リバーブする」という意味と同義です

screenshot_36

  • ルームサイズ (%):
    • 反響する部屋の大きさ。
    • 大きくすれば、大きな講堂とかで響く感じになる。
    • 小さくすれば、風呂場・カラオケルーム等で響く感じになる
  • プリディレイ (ms):
    • 反響が開始するまでの時間。
    • 大きくすれば、少し遅れて残響するようになる。
  • 残響 (%):
    • 反響する音の長さ。
    • 大きくすれば、長く残響するように鳴る。
  • ダンピング (dB):
    • 反響音の減衰率的なの。
    • 大きくすれば、1つ1つの残響音が減衰するような感じになる。
  • トーンLow (%):
    • 低音部分をどれだけ反響させるか。
    • 大きくれば、低音部分が大きく反響するようになる。
  • トーンHigh (%):
    • 高音部分をどれだけ反響させるか
    • 大きくれば、高音部分が大きく反響するようになる。
  • ウェットゲイン (dB):
    • この「リバーブ」エフェクトの効果の大きさ。
    • 大きくすれば、強くリバーブが掛かる
  • ドライゲイン (dB):
    • 原音に対する残響音の割合。
    • 大きくすれば残響音のみが響く感じになる。(原音
  • ステレオ幅 (%):
    • 音源がステレオ音源の場合、左右を独立して反響させるかという設定。
    • 0にすると、左右の音が完全に独立して反響するようになる
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