Audacityを使って、音声にリバーブを掛ける方法について紹介します。
目次
リバーブとは?
リバーブは、空間で残響する音(お風呂とか)ちっくに加工出来るエフェクトです。
「リバーブ=反響」です。
以下サンプル音源です。
原音(CeVio Creative Sudio Free ささらさん) | リバーブを掛けた原音 |
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- 参考ページ:リバーブ・エコー・ディレイの違い
リバーブを掛ける方法
音声ファイルを読み込んでリバーブを掛ける手順です。
- Audacityのタイムライン上に音声ファイルをドラッグ&ドロップする
- リバーブを掛けたい部分をドラッグで「選択範囲」を指定する
※リバーブは反響するようなエフェクトなので、選択範囲はかなり長めに良いです。(どれくらい残響するかの設定は変更することは可能です) - メニューの「エフェクト」→「リバーブ」を選択する
- 各設定を自分好みに変更して、「OK」をクリックする
- これでリバーブが適用される
設定項目
以下、リバーブエフェクトの設定項目の簡単な解説です。
※ここで書いてる「反響する」というのは、「リバーブする」という意味と同義です
- ルームサイズ (%):
- 反響する部屋の大きさ。
- 大きくすれば、大きな講堂とかで響く感じになる。
- 小さくすれば、風呂場・カラオケルーム等で響く感じになる
- プリディレイ (ms):
- 反響が開始するまでの時間。
- 大きくすれば、少し遅れて残響するようになる。
- 残響 (%):
- 反響する音の長さ。
- 大きくすれば、長く残響するように鳴る。
- ダンピング (dB):
- 反響音の減衰率的なの。
- 大きくすれば、1つ1つの残響音が減衰するような感じになる。
- トーンLow (%):
- 低音部分をどれだけ反響させるか。
- 大きくれば、低音部分が大きく反響するようになる。
- トーンHigh (%):
- 高音部分をどれだけ反響させるか
- 大きくれば、高音部分が大きく反響するようになる。
- ウェットゲイン (dB):
- この「リバーブ」エフェクトの効果の大きさ。
- 大きくすれば、強くリバーブが掛かる
- ドライゲイン (dB):
- 原音に対する残響音の割合。
- 大きくすれば残響音のみが響く感じになる。(原音
- ステレオ幅 (%):
- 音源がステレオ音源の場合、左右を独立して反響させるかという設定。
- 0にすると、左右の音が完全に独立して反響するようになる